大鳥居に壊れた家屋がひっかかり、津波の力を弱めたが、鳥居のところで多くの遺体が発見された。楓の木は、過去の津波の時にこれに捕まって助かったという話が残っている。今回も多くの人が楓を目指して逃げて助かった。愛宕神社に続く参道に大鳥居があり、津波の瓦礫がここで食い止められた。多くの人の遺体を収容する場にもなった。鳥居のそばには明治の津波の際にここにぶら下がって人が助かったという楓があり、切られずに鳥居のそばに移植されていたもので、津波の記憶を継承するにふさわしいとのこと。