東北お遍路プロジェクトは、東日本大震災により被害を受けた福島県から青森県までの沿岸地域に慰霊・鎮魂のための巡礼地を選定し、千年先まで語り継ぎたい物語を見出して「こころのみちの物語」として発信し続けます。そして民族や宗教を超えた多くの方々に巡礼地をたどって頂くことにより、東北の各被災地が連携して、千年後までも経済的・文化的に自立発展できる復興の一助となるよう、活動を続けてまいります。
1000年に一度ともいわれる「東日本大震災」で犠牲になられた方々への慰霊と、震災の体験を1000年先まで語り継ぐ場として、巡礼地を福島県から青森県までの太平洋沿岸に設け、東北を訪れる人々の「こころのみち」として皆さんとともに育てていきます。
大震災の体験は、歳月とともに風化していきます。地域や風景が再生されたあとも、人々の震災体験の記憶を語り継ぎ、次世代に受け継いでいくための仕組みづくりをおこなっていきます。
被災地域のエリアにとらわれない、広域的なネットワークづくりをおこなっていきます。具体的には、「東北お遍路巡礼地マップ」の制作や標柱建立、地域間の交流を促進するイベントなどをおこないます。
地震、津波、そして原発事故による風評被害により、農業・漁業・観光業は大きな打撃を受けました。被災地東北のなりわいが活性化できるよう、地場産業を支援していきます。