水族館アクアマリンふくしまは津波が施設の地上1階全体を浸水させ、9割の魚が死亡。3月16日にセイウチなど海獣を中心とした動物を他の水族館や動物園へ緊急移送(避難)させた。交通網の遮断に加えて福島第一原発事故で、燃料と餌の調達は困難で、その後もアザラシなどの海獣やカニなどの海洋生物・両生類・鳥類など約700種の餌も入手できず、最後に残った小型発電機の燃料を使い果たし水の管理が出来なくなったため海洋生物20万匹が全滅した。福島の復興を願い7月15日、震災以来4ヶ月ぶりに営業を再開。
震災後に生まれ、「きぼう」と名付けられたゴマフアザラシが注目を集めている。